ゴールデンウィーク、皆さまはいかがお過ごしでしたか?
私はインドネシア・ジャワ島西部にあるバンドンを訪問してきました。バンドンはジャカルタから新幹線で約1時間、インドネシアで第3の都市として知られる活気ある街です。
今回は、インドネシア大使館の関係者の方にご同行いただき、現地のさまざまな施設を視察する貴重な機会となりました。訪問先には、バンドン労働局、送り出し機関、日本語学校、バンドンの国立大学、さらには介護を学ぶ専門学校などが含まれており、実際に学ぶ生徒たちとも交流できました。
特に印象的だったのは、バンドン労働局長との面会です。局長からは「バンドンには10万人の若者の失業者がいる。日本での就労機会を心から望んでいる」との切実な声を伺いました。労働局内では多くのインドネシア人が職業訓練を受けており、彼らの熱意と真剣な姿勢が強く心に残りました。
また、介護学校の生徒たちからは、日本のビザ制度や介護制度について多くの質問が寄せられ、日本で働くことへの高い関心を感じました。
現地を訪れて、インドネシアの若者たちのリアルな状況や思いを直接知ることができたのは、外国人と向き合う仕事をしている者として非常に貴重な学びとなりました。
今後の業務にも、この経験をしっかりと活かしていきたいと思います。